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4500人「新基地阻止」 東京に結集、連帯拡大
2015年11月30日 琉球新報
【東京】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設断念を求め、
首都圏の県出身者や市民団体などによる
「11・29辺野古に基地は造らせない大集会」
が29日午後、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれ、約4500人(主催者発表)が参加した。
県による埋め立て承認取り消し後、東京で最大規模の集会となった。
代執行手続きや本体工事に向けた工事を再開した政府に対し抗議の声を上げた。
集会は、政府に辺野古新基地建設を断念させることを目的とした国会包囲行動を1、5、9月に実施した
「止めよう!辺野古埋め立て国会包囲」実行委員会が主催。
政府が辺野古の埋め立てを「承認」された状態に戻そうと提起した代執行訴訟
の第1回口頭弁論が12月2日に行われる直前に、
“辺野古ノー”の声を全国でさらに広げ、継続した活動にする一環で行われた。
登壇したヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は
「非暴力の運動が県民にも広がっている」と訴え、
全国での運動の広がりに期待した。
島ぐるみ会議の高里鈴代共同代表は訪米活動を紹介。
同じく共同代表の大城紀夫連合沖縄会長は連合本部の会合で訪米活動を報告し
「安倍政権が民主主義、憲法、地方自治、人権をつぶそうとしている」として、
支援団体設立の必要性を訴えたことを説明した。
料理研究家の枝元なほみさん、
「村山首相談話を継承し発展させる会」共同代表の田中宏一橋大学名誉教授もマイクを握り
工事を強行する政府を批判。
安保法制廃止を求める学生らでつくるシールズ、
市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」のメンバーらも
安保法制廃止、新基地建設阻止が連携する必要性を訴えた。
集会後は会場からデモ行進を行い、
休日のため多くの人でにぎわう銀座などを練り歩き新基地建設反対を訴えた。
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