2014年9月29日月曜日

Copy:殺人をほのめかすヘイトデモを「政府が承認」する時代に移行した

(ブログ目次はここをクリック)

https://twitter.com/mas__yamazaki

> 石田昌隆 英『The Economist』紙。 http://econ.st/1rdG4JI 鶴橋の14歳の少女による差別発言→レイシストのヘイト・スピーチの実態→関東大震災に遡って歴史解説→安倍政権の女性閣僚3人の在特会、ネオナチとの関係。という展開および写真選びのセンス、さすがです。

この「鶴橋の14歳の少女」とは、以前のツイート(http://bit.ly/1wNB9hT )で触れた、2013年2月14日の鶴橋で叫んでいた中学生のことだろう。

「大虐殺します!」「大虐殺しましょう!」と街頭で叫んでも、周囲の警官は殺人教唆の現行犯で逮捕しない。

法が適用されない。

(当ブログのコメント: ここで、注意しなければならない事は、不快表現が、誰に向けられて発せられているか、その発言が、明白に具体的に特定の人々の市民生活を脅かしている事実があるか、というポイントと思います。
ヘイトスピーチ規制を理由にマイノリティから表現の自由を奪う危険」を参照してください。) 
 先月8月28日に始まった人種差別的な街宣活動「ヘイトスピーチ」の規制策を検討する自民党のプロジェクトチーム(PT)で、高市早苗議員が
「(街宣やデモの音で)仕事にならない状況がある。批判を恐れず議論を進める」
と強調。
 自民党プロジェクトチームはヘイトスピーチ規制と併せ、右翼団体の大音量の街宣や、毎週金曜日に行われる市民らの反原発デモなど国会周辺の街頭活動に対する音量規制も検討課題とすることを確認した。
国会周辺での拡声器使用を制限する静穏保持法の運用状況を調べることも申し合わせた。

 すなわち、高市早苗議員は、ヘイトスピーチ規制法を、(行儀正しく振舞い、紳士的に行動して)国会外をデモ行進をする人々が「大きな声」を出す迷惑な行為を取り締まるために使用すべきだと述べた。


 ヘイト団体側から見れば、彼らの人種差別的な恫喝的活動を取り締まる警察のトップである国家公安委員長に誰が就任するかは重大な関心事。

 そこに首相が、有力ヘイト団体と幾本もの線で繋がりのある山谷えり子議員を任命したことは、ヘイト団体にとって実質的に「満額回答」だろう。
安心して活動できる。

国連の人種差別撤廃委員会の委員からは「日本の警察は在特会のデモ隊に付き添って(ヘイトスピーチを妨害する者から守って)いるように見える」との批判がある。
(在特会のデモに抗議するカウンターの学生が警察に公務執行妨害罪で逮捕された。在特会のデモに抗議のため座り込んだ参加者をゴボウ抜きにする警察。) 
(当ブログのコメント: 警察が在特会のヘイトスピーチを守るというのは悪いニュース。一方、在特会が警察に守られなければならないほど、ヘイトスピーチ団体に抗議する者の力が強いということは頼もしい。良いニュース)
(参考)警察が在特会のデモを守るようになる以前は、暴力団住吉会系の右翼「日本青年社」が在特会のデモを守っていた。
(「日本青年社」のブログ: ここ数年前から昨年暮れまで日本青年社本部や埼玉懸本部に在特会や行動保守に関する問い合わせが毎月相当多く来ていました。問い合わせは「日本青年社と在特会との関係」を聞いて来られるのですが。ある一時期(*)を除いて本部も埼玉も[在特会とは”友好関係”]と答えてくれていたのです。
(中略)
以前、「在特会のデモで警護することになっているよーめん親衛隊の代表よーめんなるものは日本青年社の人間だ」として在特会の中で大反対するのがいましたが。

そやつらに言いたい「ならばおまえが桜井会長のボデーガードをして変わりに逮捕されてみなよ」と言いたい。)

若手思想家の東浩紀氏が在特会ヘイトスピーチデモに抗議する活動に参加
 (こちらがヘイトスピーチに抗議するカウンター。向こうが在特会。とにかく、これは在特会が警官に守られているようにしか見えないのは確かだ
警察的には、在特会は合法的なデモで、
ヘイトスピーチに抗議するカウンターは暴徒予備軍の群衆ってことなんだろう。確かにそう見える。通行人もそう思ってるのがわかる。しかし主張は。。)
 (日本では、在特会のヘイトスピーチに抗議する者が自然に集まって、在特会のヘイトスピーチに抗議しています。日本の多くの人が、在特会を守る警官に逮 捕されても、ヘイトスピーチに反対する事がカッコイイと思っているように思います。これは、日本のマスコミが全く報道しないことですが、、、)
 (在特会のヘイトスピーチに抗議するカウンターが集まる状況を見ると、日本の庶民は争わない特質を持つわけでは無いと考えます。日本人が戦後に、小作争議等で政府と争うという事をしなくなったのは、農地改革で小作人に土地が分け与えられたために、小作争議をする理由が無くなっただけにすぎないと考えます。
 日本の庶民は、戦前と同じように虐げられれば、戦前と同じように大きな争議を起こす血が日本人にはあるように思います。
 日本人の庶民が大きな争いをしない理由は、戦後の民主主義にとても満足しているため、日本人を紳士的に振舞わせていると仮定します。)


 今までは、警察/国家公安委員会が殺人をほのめかすヘイトデモを「内容については聞かぬふり」「暴力も見て見ぬふり」をしながら実質的に護衛してきたが、

(当ブログのコメント: 見て見ぬふりでは無く、「ヘイトスピーチに反対する者から守って来た」というのが正しいと思います)

有力ヘイト団体と繋がりのある議員の国家公安委員長への就任は、殺人をほのめかすヘイトデモを「政府が承認」する時代に移行したことを意味する。

(当ブログのコメント: 既に政府がヘイトスピーチ団体を守っている現状なので、これからは、ヘイトスピーチに反対する者をいかに弾圧するかの施策を立案する時代に移行しつつあると考えます)

日本国の現在の国家公安委員長も法務大臣も、漠然とした一般論でヘイトスピーチを非難はするが、それをなくすための具体的な行動や計画については全く消極的で、有力ヘイト団体の主張を名指しで非難することもない。

形式的に否定するそぶりだけは見せるが、実質的には人種差別的な恫喝を容認している。

> 中野晃一 この英文記事は在特会と住吉会系暴力団の密接な関係にも言及。元在特会幹部との長い交際が昨日も特派員協会で厳しく追求された山谷公安委員長、いよいよ辞任やむなしか。http://t.co/uLudYpdyTf @jakeadelstein, @thedailybeastさんから 

新聞を購読している人は、読者の「知る権利」を満たすために新聞がきちんと情報を提供してくれていると信じて、毎月の購読料を支払っているはずだろう。

大手各紙の社員は、外国のメディアが重要な政治問題として報道する自国の政治的腐敗の疑念について全く報じないことで、読者を裏切って平気なのか。

この国で本当は何が起こっているのか、知りたければ外国メディアと地方紙とネット動画と週刊誌を見るしかない。

大手紙が全く触れない政治問題がいくつもある。

お金を出して大手紙を購読する価値は無い。

そんな認識が「常識」となってしまったら、もう回復はできない。

今が大手紙の重要な分岐点だろう。
 
安倍総理の事務所がヤクザに対立候補の中傷を依頼!?安倍氏宅火炎瓶事件まとめ
下関市市長選のときに暴力団工藤会の組員らが、市長選に出馬した古賀敬章氏を誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)した怪文書をバラまくという仕事を、安倍事務所の秘書から請け負って、それをきっちりやり遂げた。
 業界で言うところの「裏選対」というやつだが、この報酬が待てど暮らせど安倍事務所から支払われない。ヤクザをダマすとはいい度胸しているじゃないかということで犯行に走った、というのだ。)

その真相というのは、
①安倍事務所が小山氏に安倍氏が推す市長候補の対抗候補者の選挙妨害を依頼、
②小山氏、怪文書を作成して撒く、
③見返りに土建工事を出すとの約束の「念書」を地元秘書が出す、
④現金3百万円は秘書を通して受け取ったものの、肝心の工事の方は1年以上経っても出されない、
⑤小山氏、怒って工藤会に襲撃依頼
ということで、このことは裁判でも明らかになっています。(しかしマスゴミはそのこともやはり報じなかった)


安倍晋三と「2006年8月15日:自民党の加藤紘一宅放火事件 
(この放火事件で加藤紘一・自民党元幹事長の実家兼事務所が全焼した事件で、容疑者が8月29日にやっと逮捕された。
 犯人は、右翼団体「大日本同胞会」堀米正広。  
右翼団体「大日本同胞会」は、暴力団「住吉会」の鈴木康夫常任相談役が率いる「音羽一家」の系列だそうです。

加藤氏が安倍首相の靖国神社参拝を批判してきたことが事件と関係していると見られている。
(当ブログのコメント: 安倍内閣の山谷国家公安委員長と深く結びついている在特会の協賛団体に、暴力団住吉会の会長が最高顧問をしている右翼団体の「日本青年社」が加わっています。)
日本青年社最高顧問・西口茂男と、住吉会会長の西口茂男については同一人物) 

*在特会の協賛団体に指定暴力団傘下住吉会系右翼の「日本青年社」が名を連ねてる。

*警察が在特会のデモを守るようになる以前は、暴力団住吉会系の右翼「日本青年社」が在特会のデモを守っていた。
(日本青年社は、問い合わせに対して、[在特会とは”友好関係”]と回答している。

(安倍晋三は、暴力団住吉会系右翼団体の日本青年社の関係する(北朝鮮に誘拐された被害者を)「救う会」の活動を通じて政治権力を強めてきた。自民党の森派が一枚噛んでいる(北朝鮮に誘拐された被害者を)「救う会」と住吉会系右翼「日本青年社」の間に密接な関係がある。具体的には、北朝鮮拉致問題の新潟・救う会会長、水野孝吉は、指定暴力団住吉会系の日本青年社の幹部である。

 自民党の「安倍晋三」元総理大臣と「加藤紘一」元官房長官は何故、仲が悪いのですか?
(安部さんが総理の時、小泉改革を継承した安部改革に対して、復党していた加藤さんが強く反対した。これが一番大きな理由でしょうかね。)


ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』 在特会御用達雑誌だったことが判明


*ヘイトスピーチ、「在特会」に2審も高額賠償判決 京都の朝鮮学校への嫌がらせ


*在特会をはじめとする「行動する保守」の会合に広域暴力団の住吉会系の 『大日本一誠会』の渡邊謙二会長が参加していた。


*在特会の協賛団体に指定暴力団傘下住吉会系右翼の「日本青年社」が名を連ねてる

日本青年社は住吉会系の右翼団体です: 日本青年社(にほんせいねんしゃ)は、任侠系右翼団体。住吉会住吉一家小林会を母体とし、歴史は古い。(中略)現在でも複数の議員を地方議会に送り続ける力量を持ち) 
日本青年社は、1961年(昭和36年)、右翼団体・楠皇道隊が発足。当初、日本最大の右翼団体であった全日本愛国者団体会議(全愛会議)内の、児玉誉士夫に忠実な実行部隊だった青年思想研究会(青思会)に加盟していた。
その後、独立路線に転じ、1969年に日本青年社へ改称。日本最大規模の組織力をもって、各地の地方議会に議員を送った。)
日本青年社最高顧問・西口茂男と、住吉会会長の西口茂男については同一人物:  
136-参-地方行政委員会暴力団員…-2号 平成08年06月06日 
 http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_srch.cgi?SESSION=707&MODE=1 
のページで日付で検索できる。
[039]○有働正治君 警察の方にお尋ねします。
【日本青年社の最高顧問西口茂男】なる人物は、【住吉会】とはどういうかかわりがありますか。
[040]○説明員(植松信一君) お尋ねの件につきましては、【日本青年社最高顧問西口茂男住吉会会長の西口茂男については同一人物】と見ております。)

自民党、安倍晋三と住吉会との関係は、岸信介の頃から、続いている。 北朝鮮拉致問題の新潟・救う会会長、水野孝吉は、指定暴力団住吉会系の日本青年社の幹部である。 ) 
自民党の森派が一枚噛んでいる(北朝鮮に誘拐された被害者を)「救う会」と住吉会系右翼「日本青年社」の間に密接な関係がある: また、稲川会や、住吉一家(現・住吉会)は、岸信介首相の要請に応じて60年安保反対闘争での有事の際に組員を動員して政府を助ける事を決定した。
岸に協力した関東ヤクザは児玉の指導の下、右翼団体「関東会」を結成して政治団体化、生き残りを図りました。
日本における暴力団系右翼は現在も関東系の稲川会系と住吉会系が中心となっており、自民党と良好な関係を保っています。

安倍晋三は、この日本青年社の関係する(北朝鮮に誘拐された被害者を)「救う会」の活動を通じて政治権力を強めてきた。)
安倍晋三首相は、池口恵観(鮫島正純)の弟子だそうですが?
(池口恵観にはなんと、武力クーデター未遂での逮捕歴があります。
現総理である安倍晋三など多くの政治家と親交があることから永田町の怪僧の仇名がある。
指定暴力団住吉会や指定暴力団九州誠道会と密接な関係にある。
2007年(平成19年)9月には指定暴力団住吉会傘下の右翼団体・日本青年社の総会に来賓として招かれ、直前に総理辞任を表明した安倍晋三を擁護する内容の講演を行っている。その後も日本青年社の機関紙に度々寄稿。)


安倍内閣に影響の「日本会議」支部長に、在特会支部長が就任していたことが判明
 (2011年に発足した日本会議の弘前支部の支部長に、当時の在特会青森支部長が就任していた)


http://matome.naver.jp/odai/2141112838210565301
増木元在特会関西支部長(左)と笑顔で写真を撮る安倍総理(サイトより。2009年8月17日。現在は削除済)
(増木は、2009年4月の逮捕を機に、在特会を解任されていた)

 
「日本会議が安倍政権を裏で操るというより、もはや一体化しているとみるべきです。内閣に15人も入ったのは、自民党が右翼政党に変質したことの証左でもあ る。安倍首相をはじめとする日本会議系の右翼議員に自民党が乗っ取られ、内閣も官邸も占拠された。このままでは国が乗っ取られてしまいます」(元法政大学教授・五十嵐仁氏)


0 件のコメント:

コメントを投稿