2014年11月18日火曜日

Copy:野鳥の死骸から鳥インフル検出 高病原性か検査 東京・江東区

野鳥の死骸から鳥インフル検出 高病原性か検査 東京・江東区
2014年11月18日

 環境省と東京都は17日、江東区内で回収した渡り鳥のホシハジロの死骸1体から、A型インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
動物衛生研究所で高病原性のウイルスの有無を検査する。
都によると、都内での鳥インフルエンザウイルスの検出は初めて。

 都環境局によると、死骸は13日に回収し、都の簡易検査では陰性だったが、国のマニュアルに沿って、国立環境研究所が遺伝子を検査したところ、ウイルスが検出されたという。
高病原性のウイルスかどうかの確認には数日から1週間かかる見通し。
感染した鳥と濃密な接触をしない限り、日常生活では感染しないという。

環境庁:鳥インフルエンザに関する情報

環境省では、野鳥における高病原性鳥インフルエンザの監視活動を恒常的に行っています。
 
*東京都で回収された死亡野鳥における鳥インフルエンザ検査状況等について
 平成26年11月13日に、ホシハジロ1体の死体を回収し、簡易検査を実施したところ陰性と判明しました。その後、国立環境研究所が遺伝子検査を実施したところ11月17日にA型インフルエンザウイルス遺伝子陽性と判明しました。
 これを受けて、同日、発生地周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を一層強化しました。
 今後は、18日朝、確定検査のため動物衛生研究所に検体を移送し、高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施します。検査結果判明まで数日から 1週間程度かかる見込みです。高病原性鳥インフルエンザウイルスが確定した場合には、野鳥緊急調査チームを派遣する予定です。

 
 なお、全国での対応レベルは、すでに対応レベル2として監視を強化しており、引き続き監視を強化いたします。
 
 現時点では遺伝子検査によりA型インフルエンザウイルス陽性が確認されたもので、病性は未確定であり、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたわけではありません。
 確定検査の結果、陰性となることもあります。

 
 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活において は、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
 周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、死亡野鳥に素手で触らない他、野鳥のいる公園等に行った際は、靴で糞を踏まないよう十分注意するなど、「野鳥との接し方について[PDF]」に十分留意されるようお願いします。


【現在の対応レベル】
対応レベル2(国内単発発生時)
対応レベル及び野鳥監視重点区域について(野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル[PDF]
(平成26年11月17日現在)


(1)韓国当局、南西部で移動禁止命令-鳥インフルH5N8型検出(2014年1月20日)

(2)韓国で、毒性の強い”H5N8型鳥インフルエンザウイルスを韓国の野生カモから検出=韓国全土に拡大する可能性も(2014年1月21日)


(3)韓国の鳥インフルエンザ感染、韓国全国に拡大の様相(2014年1月27日)
(南東部釜山など各地で感染が疑われる事例の報告が相次ぎ、拡大阻止に失敗したとの見方が出ている)

(4)韓国の京畿道でも鳥インフル感染確認 拡散の恐れ(2014年1月30日)

(5)韓国で鳥インフル感染拡大の危険 香港で一部輸入禁止措置(2014年2月3日)


(6)韓国での鳥インフルエンザの発生状況(2014年2月17日)
(2月16日時点)・殺処分完了:404万2千羽(188戸)


(7)韓国の鳥インフルエンザ、犬の間で伝染?…また12匹感染(2014年3月25日)


(8)韓国北東部、江原道の飼育場で飼われていたガチョウが高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)に感染(2014年6月14日)

(9)韓国で口蹄疫と鳥インフルエンザが相次ぎ「緊急事態」に(2014年7月31日)


(10)鳥取)鳥インフル、全県で監視強化 安来での検出受け(2014年11月15日)

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