兵庫県と京都府の少年の強制わいせつ犯

日本全体で福岡県に次いで少年非行が多い兵庫県と京都府の警察の統計によると、
少年の強制わいせつ犯は、以下のグラフのように２０１０年に増加した。

（上のグラフのデータが少なくてごめんなさい。発見できたデータはこれしかなかったので、、、）
強制わいせつ犯の内訳は中学生が多い。
強制わいせつの増減は、今後の少年非行の増減を予測する先行指標となるかもしれないかと考えた。
しかし、この、
「強制わいせつが強姦の増減の先行指標となるかもしれない」
仮説は、
京都府で２０１０年に強制わいせつが増えたが、
京都府の２０１１年の強姦は増えなかったので、
否定された。
強姦は暴力・脅迫がらみの犯罪だが、
強制わいせつは暴力・脅迫がからまない犯罪なので、
犯罪の性格が異なるため関連しなかったのだろうと考えられる。

（注意）犯罪傾向の良否をあらわす重要な指標である「強姦件数」で、京都府は２０１０年は２件で２００９年（４件）の半分に減っている。
　強姦犯は、数が少ない犯罪で統計のバラツキがあるという問題はあるが、強姦数が減っていることから、京都府の少年犯罪は少なくなってきていると考える方が妥当とも考える。しかし、２０１０年の強制わいせつ犯の増加は、２０１１年に強姦犯が増える予兆かもしれない。


リンク：
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