2010年11月17日水曜日

アニメやインターネットが少年非行(恐喝)を減少させたかも

少年非行とインターネットは関係無い

少年凶悪犯

(他のページの記事もそうですが)このページの記事の図および書き込みを自由に転載していただいてかまいません。一般販売する本の中でこのページの図を自由に使っていただいてかまいません。図の書き込みを修正して使っていただいてもかまいません。

「非行少年はどのように生み出されるか」
の記事も参考にしてください。

以下のデータがありました。

http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/nfm/n_56_3_4_3_0_0.html の資料4-3の検挙数のデータです。

少年による恐喝犯もインターネットの普及とともに減少しました。
(2000年にパソコンインターネットの加入が急増し、2003年に携帯電話からのモバイルインターネットの利用が急増しました。)

恐喝罪とは、「いじめ」という軽度な罪では無く、金品を脅し取るれっきとした犯罪です。少年による恐喝が増え、それが放置されれば、恐喝の被害者の自殺も起こりえると考えられます。

 このグラフから他にわかることは、過去に2度ほど(注1)、3年ぐらいにわたって次々と表現規制の条例などのしくみを作った後に、恐喝犯罪が上昇しはじめたことです。
(愚か者は同じ誤りを繰り返す)
 (注1)1度目の表現規制は、1976~1980にかけて、多くの都道府県で青少年条例を制定強化したこと。
 この規制強化により、かえって、少年犯罪が増したように見える。
 その後、1981年からアダルトビデオが出現し
藤木TDC 『アダルトビデオ革命史』 幻冬舎新書、2009年。ISBN 978-4-344-98125-6参照)
その流行を受けて、1984~1990に、18禁・背徳アダルトアニメの、
くりいむレモンシリーズ(1984-1990、『亜美・それから』を含む)))が出現。
その18禁・背徳アニメの流行によっては少年非行が増えていない。
かえって、その背徳アニメの流行時期に少年犯罪が減少している。
(ハワイ大学 Milton Diamond, Ph.D., et al., International Journal of Law and Psychiatry 22(1): 1-22. 1999)
 ポルノを許容する国は性犯罪が増えるかもしれないという懸念や、ポルノを許容したら青少年が悪影響を受けるか、あるいは、社会が何か悪い影響を受けるかもしれないという懸念は、立証されていません。
 我々のデータから、明らかに、日本では利用可能なポルノの大幅増加は性犯罪の劇的な減少と相関している。特に、若者の加害者と被害者との間の性犯罪の劇的減少が顕著。

 ここで、注目すべき点は、恐喝犯罪という、性欲に関係無い犯罪が、青少年がポルノを見ることができる環境において、減少していることです。
 「青少年がポルノを見たらマスターベーションをすることで性欲を無くし、その結果として性犯罪が減る」という説明では、青少年が恐喝犯罪を犯さなくなることが説明できません。
 青少年が、何か(ポルノを見る等)を抑圧され、その抑圧のストレスがたまってストレスが爆発することで犯罪(恐喝犯罪やその他の犯罪、性犯罪もその内の1つ)を犯すと考えると、これらのデータが説明されると考える。
 すなわち、

「青少年の犯罪は、何かの欲によって引き起こされるのでは無く、抑圧によるストレスが爆発することで青少年の犯罪が引き起こされる。
 アニメ等の性欲を満たす表現の性的な影響は、青少年のストレスを解消させるものである。そのストレス解消によって、青少年の犯罪が減る。」

と考えると、データが良く説明できる。


http://sightfree.blogspot.jp/2010/10/blog-post_31.html
(上のグラフは、平成24年版 犯罪白書の資料3-4から作成)
(2012年のデータは、警察庁の生活安全の確保に関する統計のうち、「少年非行情勢(平成24年1~12月)」の報告による)


1996年:出版倫理協議会の「コミック単行本に関する自主規制の申し合わせ」に従い、「成年コミック」「成人向け雑誌」の表示が本格的に始まった

更に、2014年の1月から6月の13歳以下少年の強制わいせつ犯補導人数は、2013年の同期間に比べて、92人/82人で、12%増加しています。
 
http://sightfree.blogspot.jp/2010/10/blog-post_31.html
上のグラフのデータは、警察庁の「平成25年中の少年非行情勢について」の報告から得ました。

 13歳以下少年の性犯罪はアダルトアニメの出現の1984年以降に急に低下した。1981年のアダルトビデオの出現直後には急には低下していない点に注目。また、1963年にアニメ放送が始まったら少年の恐喝犯罪が急速に低下した事とが、「アニメ表現」のインパクトという点で共通している。

【この18禁・背徳アニメは道徳秩序への挑戦状のように見えるのに、なぜ、背徳アニメによっては青少年が有害な影響を受けなかった(非行が増さなかった)のか?】

(仮説1)
 おそらく、幼少で判断力未熟な少年の場合には、背徳はそもそも興味の無い分野なので避けたのだろう。
一方、背徳アニメの影響を受ける年長の青少年の場合は、それを背徳と判断し批判的に見て影響を排除したのだろう。

(仮説2)
 子供達が卑猥な背徳アニメやマンガの影響を受けるとして、それを自ら実行に移そうとするとき、全てをアニメのストーリー通りに実行することはできない。アニメに描かれている登場人物も社会的環境も現実には存在しないからである。そのため、子ども達がアニメをまねしようとするとき、何から始めるかの優先順位を定めなければならない。
(子供たちが欲するものは何か)
 創作物が描く性的関係は、人間の関係が重要な要素である。性の対象が人間であってこそ、性の関係に魅力を生じると考える。子供達が人間関係に何を求めるかを考えると、通常は、相手に自分自身を認めさせる自己満足を求めるだろうと考えられる。
 背徳アニメであっても、自己の隠れた性的欲求を相手が受容してくれるという関係を求めると考えられる。つまり、通常求める関係は、相手の同意の上での性的関係と考えられる。特に、相手が積極的に自己の隠れた欲求を是認する事が最も優先されると考えられる。
 その関係が最優先される場合は、相手の同意が無ければ、性行為はできない。 そのような条件を満たした性行為を実行しようとする場合は、その欲求がアブノーマルな場合はほとんど実現不可能である。
娼婦がその期待にこたえてくれるだろうという期待も現実的では無い。娼婦に期待できるのは単なる性行為だけである。
 そのため、
(1)その欲求を空想のみで満足させるか、
(2)欲求自身を正常な欲求に変えて、現実的に満足させるか、
(3)自分の好みにピッタリの相手を探して見つける事。
(これは誰でもが望む最善の解決であるが、それは一生かけて探究する目標であって、わずかな期間で実現できる事ではない。)

 青少年はこれら3つの方向性のうちのいづれかの行為に導かれると考えられる。
 そうだとすると、創作物の影響で犯罪を犯す事にはならない。創作物の影響が、その創作物が何であっても、青少年を犯罪から遠ざける影響しか与えないと考えられる。

(仮説3)
 アダルト表現を比較する。
 アダルトアニメの方が実写で作ったアダルトビデオよりも青少年への影響力が大きいように見える。
 アダルトビデオは、性欲にのみ限定して性行為を表現をすることで性欲を刺激するが、アダルトアニメの場合は、創作者が表現を工夫して、より性欲を刺激するように工夫するから、必然的に、性欲をアダルトビデオより強く刺激することもできると考える。
 また、性行為とは、人間関係の一種でもある。その人間関係の中で一番満足度を高めるようにアダルトアニメを創作できるので、アダルトビデオよりも満足度の高いものが創作され得ると考える。
 そうして出来上がったアダルトアニメ作品の青少年への影響力については、青少年が望む、青少年の満足度の高い作品ほど影響力が高いと考える。
 青少年が満足する作品は青少年に有害であるか?
 このテーマは創作物全体に共通するテーマであると考える。時代を超えて多くの人に愛読される作品は青少年に有害であるか?という質問と同じ疑問と考える。
 性をおもちゃにして既存の道徳秩序を崩す事を是認する思想が書かれているから禁止するというのは、公序良俗を守る要請である。公序良俗を守るための表現物の規制は必要最小限に留めるべきと考える。
 青少年の道徳的な退廃をもたらす有害なものは何か。それに関して、空想の影響力は小さく、青少年が実際に犯罪を犯してしまった結果の方がはるかにその青少年の育成への悪影響が大きいと考える。
 特に大事な要素は、青少年は、生きるために親を真似するという生物に共通な本能を持つと思う。青少年の模範は法律では無く親だと思う。

 青少年の空想は、結局は、性という青少年にとって新しい事態に、どう対応すれば最良な適応ができるかの方策を選択する手段が空想だと考える。青少年は、空想体験を経て、実生活において生き易い方策を学習すると考える。
 空想というよりも、実際に犯罪を犯してしまった青少年は、犯罪に対する歯止めが無くなり、その後も犯罪を犯し易い傾向になると考える。青少年に対する有害物は、青少年に実際に犯罪を犯させる道具がそれであると考える。
 空想は、現実では無く、空想と現実の間には明確な区別がある。特に、空想体験での失敗はキャンセルして別の空想を体験し直すことができるため、空想体験は、実体験のように取り返しがつかなくなる物では無いと考える。
 また、アダルトアニメは、男性の青少年の性欲を刺激し、青少年がマスタベーションにより性欲を解消するから、それによりしばらくの間性欲から開放される。
(青少年の性欲を刺激すると、結果的に青少年の性欲が一時的に消える)
それにより、アダルトアニメは、青少年の性の乱れを防止したり、性犯罪を犯す危険から遠ざける影響しか与えないのだろうと考える。

http://sightfree.blogspot.jp/2011/06/blog-post.html


http://sightfree.blogspot.jp/2011/06/blog-post.html

 背徳なアダルトアニメがあっても、より安全なアダルトアニメがあれば、その方を青少年が実生活の行動パターンに選び、結局、背徳アニメは実生活に影響を与えないと考える。
 青少年の空想に選択の自由の幅が大きければ大きいほど、青少年は自らで、空想を体験しつつ教訓を得て、より生きやすい空想を選んで、実際の生活において失敗をしないように訓練するだろうと考える。

(仮説の検討、おわり)

(注2)2度目の表現規制は、1989年に連続幼女誘拐殺人事件の犯人が逮捕されたことをキッカケにして始まった、
1990~1993年にかけての、
青少年条例を強化しマンガやアニメの表現規制を強化したこと(有害コミック騒動)。 
その規制強化により、かえって 、少年犯罪が増したように見える。
 その後、2000年以降のインターネットの急増の後、
青少年に有害な情報が多いとされているインターネットが普及。
しかし、その普及によっては、青少年の非行が増していない。
かえって、インターネットの普及により少年非行が減少している。


(参考図書)有害コミック騒動などの表現規制の詳細は(長岡義幸)『マンガはなぜ規制されるのか』 (平凡社新書)に詳しく書いてある。

 次に、恐喝犯との境界があいまいな強盗犯を合わせてデータを更に安定化させたグラフをつくりました。




このグラフでも、少年犯罪(少年非行)が、インターネットの普及とともに減少しました。
(インターネット以前では、1963年の日本でのアニメ放送の開始以降、少年犯罪が急速に減少した。)

以下のグラフは警察が検挙する犯罪のグラフ以外の、少年の性の乱れをあらわすグラフですが、このグラフでも、青少年の性の乱れは、インターネットが普及すると、性の乱れが少なくなってきています。



(情報源:衛生行政報告例(平成21年)F06付表6「人口妊娠中絶件数,年齢階層・年次別」)

なお、

http://www42.tok2.com/home/seekseek/42.html#internet 
のサイトから借りてきた以下のグラフも少年犯罪の参考になります。 



 なお、最近の傾向の参考のために、1984年以降を拡大して詳細に示した以下のグラフを追加します。



 (このグラフの最近のデータは、警察庁の生活安全の確保に関する統計のデータによる。)


http://sightfree.blogspot.jp/2010/10/blog-post_31.html

(このグラフの元データは、警察庁の生活安全の確保に関する統計のうち、「少年非行情勢(平成24年1~12月)」の報告による)


http://sightfree.blogspot.com/2010/10/blog-post_31.html
(上のグラフは、令和元年 犯罪白書の資料2-8から作成)

(上のグラフは、平成24年版 犯罪白書の資料3-3から作成)
(2012年のデータは、警察庁の生活安全の確保に関する統計のうち、「少年非行情勢(平成24年1~12月)」の報告による)

2009年以降に、小学生の暴力爆発もある。

http://sightfree.blogspot.com/2010/10/blog-post_31.html
(このグラフの元データは、警察庁の生活安全の確保に関する統計の、各年度の「少年の補導及び保護の概況」の報告による) 

(注意点)インターネットが少年非行を減少させた蓋然性が高いが、インターネットの「何が」少年非行を減少させる要因になったかは、これだけではわからない。
 インターネットには良い点も欠点もあると思う。それらをどうより分けていけば良いかは、このデータからはわからない。
 このデータ全体から見えてくるのは、
アニメ放送やポルノの普及が少年非行を低下する効力を持つ蓋然性が高いとは言えると思う。
(少年による傷害や強姦の統計ではポルノが犯罪低減効果)

 少年非行の根本的な原因は、
「乳幼児期、学童期の早い時期に、母親からむりやり引き離されたり、他者から虐待を受けたり、あるいは逆に自らが加害行為をしていると、その心の傷が、思春期に「問題行動」で現れる。」
そうです。
 そういう心の傷を与えないことが一番大切。
 もし子供に傷が与えられてしまったら、子供が自らその心の傷をいやす努力をしていることを理解し、助けることが大切なのだろうと考える。
 アニメには子供を没頭させる効力・影響力があるから、その子に合った「いやし」あるいは開放感を与える要素があるアニメは、当然、その子を非行から遠ざける効果があると思う。

(結論)
 何が良くて何が悪いかは、親が子供の状況を見ながら判断するのが一番正解に近いと思う。
 親の子供とのコミュニケーション(親がダメなら友人とのコミュニケーション)により道徳秩序(自分の好き嫌い)を伝える教育の影響が大きいと思う。親や社会は、子供に健全な友人を選ぶ判断力を与えることと、子供が嫌なものはイヤと言える自立性を育てることが大切と思う。

 それと、もう1つ。
公な機関による表現規制は、結果として少年非行を増して来た蓋然性が高いと思います。
(アダルトビデオ等少年の道徳教育に有害と思われる表現が増しても少年非行は増えなかった)
 なぜ表現規制が非行を増すのか?
 表現規制が、心の「いやし」を兼ねて創作したい青少年から、「いやし」の場を奪うからではないかと考えられます。「いやし」の場を奪うとは、そういう創作物を見せる「先生」を無くし、発表の機会を無くし、また、創作して良いという希望を無くさせる事が、そうだと考えます。
 公な機関による表現規制は、そういう創作の機会と希望を奪うから、結果として、青少年の非行を増すことになると考えます。

(もう1つの仮説を追加します)
 規制をする根元にある 心、「悪」を排除しようという思想は間違ってはいないと考えます。
 しかし、アニメや創作物は空想の世界であって、空想の世界では、悪を正すためには、悪人 や悪の思想が創作物の中に必要と思う。そのように「悪」が目に見える形で創作物に表現されるから、それを正す「善」の思想が明確に表現されると考えます。 
 創作の世界の中の悪が無くなれば、善も無くなり、その創作物の影響を受ける現実の青少年への教訓も無くなると考えます。 
 規制により創作物中の「悪」の表現を殺すことは、創作を通じて善について考える教訓が創作物から無くなる。その教訓が無くなれば、青少年は必然的に悪に対する抵抗力が弱くなり、容易に悪に染まることになると考えます。
 また、ある創作物に悪しか書いて無く、善については書いていないから規制しても良いという言い分は間違っていると考えます。その理由は、善は何であるか自体が明確では無いので、規制がエスカレートし、時流に合った正義以外の善は全て善とはみなさない薄っぺらなルールのみで創作物の質が規制されることになると考えます。そのような規制を行えば、多くの教訓が創作物から失われ、青少年は必然的に悪に対する抵抗力が弱くなり、容易に悪に染まることになると考えます。

 こう考えていたら、青少年福祉を専門とする保坂さんが、以下のページで、藤本由香里教授が、以下のようにおっしゃっていたと書いていました。

「表現規制の闇」の扉の前に立ちはだかる人々
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/3fd482add6a9654e3aba34a589328a3c
-----引用開始------------------------------------
「私たちは表現の自由がなかった『戦前の社会』を知っている。
世界の中で、表現の自由が脅かされるとどんな社会になっていくのかを日本人は一番知っているはず。


「悪い感情を抱き止める力」がマンガにはある。
表現規制が厳しい韓国では、10代の性犯罪がダントツに 多い。
次にアメリカ、そして日本は少ない。
規制が強化された国ほど、実際の性犯罪が増えるということもある」
-----引用おわり-----------------------------------


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1550.html

 日本では、2003年以降の携帯電話インターネットの利用の急増が、犯罪を減少させたと考えられる。
 2003年以降の携帯電話インターネットの急増後の2005年から出生率が増加に転じた。これは、インターネットの利用が間接的に影響して、夫婦の子作り計画を改善させ、その2年後の結果の出生率を増加に転じさせたと考えられる。 



(韓国では1997年の青少年保護法の制定以降、性犯罪が(自殺率も)急増しました)


http://sightfree.blogspot.jp/2010/11/1700.html
(上のグラフは、報告サイト(1)(2)(3)(4)(5)(6)のデータを使いました)
(韓国では1997年の青少年保護法の制定で、漫画の表現を大幅に制限した以降に、性犯罪が(自殺率も)急増しました)


(参考図書)『マンガはなぜ規制されるのか』 長岡義幸(平凡社新書)
日本でのマンガ表現規制略史(1938~2002)


リンク:
デンマークの科学的研究で、架空児童ポルノの所持は児童性的虐待の実行に繋がらないことが判明
ポルノの大幅増加が性犯罪の劇的な減少と相関関係がある。特に青少年の間の性犯罪において顕著。
憲法が保障する基本的人権は青少年も持つ
自民党と公明党の児童ポルノ単純所持罪推進

ポルノの流布と強姦犯罪件数には関係が無いことが科学的に証明されています
デンマークの科学研究により児童ポルノ漫画有害論が否定された
創作物の影響性なんて無かった
ポルノの大幅増加が性犯罪の劇的な減少と相関関係がある。特に青少年の間の性犯罪において顕著。
創作表現による児童ポルノを合法化すると、子供への性的虐待が低下する(米研究)
米大学が、暴力的ゲームの増加と犯罪率の低下に関連性ありと発表
山本弘さんのMIXI掲載の論証
児童ポルノ規制法の単純所持罪は性犯罪を増す逆効果



児童ポルノ単純所持罪の検討よりもWinny等における児童ポルノ流通の取り締まりの検討が先のハズなのに、、
(P2P型ファイル共有ネットワークWinnyでは、2009年7月1日の24時間で約2万8000個の児童ポルノファイルが共有状態にあった)

(青少年条例制定は効果が無い)
長野県で13歳以下少年非行が改善されつつある
思春期の性の乱れの原因はインターネットでは無い
アニメやインターネットが少年非行(恐喝)を減少させたかも
少年非行とインターネットは関係無い
アニメ上映本数増と幼女強姦被害減を示すグラフ
未成年による強姦は携帯インターネットに関係ない
表現・コミュニケーションを規制すると犯罪が増えるという法則


http://sightfree.blogspot.jp/2010/10/blog-post_31.html
マンガを規制すると13歳以下の少年による強姦犯罪が増す
青少年条例を制定強化したら13歳以下の犯罪が急増した
インターネットで出会い系サイト+非出会い系サイトによる被害が増えているマスコミ報道も嘘でした

東京都の少年非行の推移(13歳以下の刑法犯罪が急増)
東京都で携帯電話フィルタリングを開始したら少年による強姦犯が3倍増
京都府では児童ポルノ犯が増えていない
奈良県も、児童ポルノ単純所持罪を導入した後に13歳以下の犯罪が増えた
大阪府も携帯フィルタリングを開始したら性犯罪が増えた
神奈川県でも携帯フィルタリングを開始したら少年による強姦が増えた
群馬県でも携帯フィルタリングを開始したら少年による強姦が増えた
和歌山県も携帯フィルタリングを開始したら13歳以下少年非行が急増
広島県で携帯フィルタリングを義務化したら13歳以下の非行が増加
インターネットの普及により鳥取県の13以下の犯罪が減少
滋賀県大津中2いじめ自殺事件の原因
台湾の表現規制
韓国が青少年条例を制定したら未成年による強姦が急増

(韓国では1997年の青少年保護法の制定以降、性犯罪が(自殺率も)急増しました)
韓国の青少年条例はグローバル資本が韓国を支配する為
スウェーデンの表現規制

(児童ポルノ単純所持罪の害)
児童ポルノ規制法案の経緯
児童ポルノ規制法案関係リンク集
児童ポルノ犯人は増えていなさそうです


日本のネオ軍国主義(安部自民党)
子どもの性犯罪被害は増える一方!というのは嘘でした。そのからくり、教えちゃいます。
低年齢児童に対する性犯罪と児童ポルノ犯罪被害者数の不思議な増減
少年犯罪は急増しているか
児童ポルノ単純所持罪がえん罪を生むしくみと背景
児童ポルノの単純所持罪は治安維持法に類似


(別ページの重要ニュース速報)

国際機関をも黙らせる圧力
 最後に、アグリビジネスが世界の学界やマスメディアに及ぼす力に触れておこう。
彼らは自分たちへの批判に異常なまでの敵意を見せる。
遺伝子組み換え作物の安全性については、反対論や慎重論を政治的圧力で押さえ込む上に、
豊富な軍資金で言論も左右する。

  二〇〇一年、英国の科学雑誌「ネイチャー」に、遺伝子組み換え作物がメキシコの在来種にいかに悪影響を及ぼしているかを調べた論文が掲載された。

その直 後、研究者向けに、「論文はでたらめ」という数千の中傷メールが送られた。
メールの猛攻撃で「ネイチャー」はパニックに陥り、翌年の号で論文を取り消して しまった。
その後、メールはモンサント社が雇ったPR会社の作成だったことが判明した。
事件を暴いたジャーナリスト、ジョナサン・マシューズ氏は「連中に はひとかけらの倫理もない」と憤った。



 上の写真は、「モンサント社トウモロコシと発がん性に関連、マウス実験、フランス政府が調査依頼」の記事から借用。

7 件のコメント:

  1. [拡散]ポルノは性犯罪の抑止に効果アリ?!ttp://twitthis.com/qmfj6i 研究をまとめたところポルノの視聴者が増えるほど、性犯罪が起きる確率は減る。レイプ犯はそれ以外の犯罪者に比べて、少年時代にポルノを見てはいけないと言われて育った人間が多いらしい

    返信削除
  2. sight (管理人)2010年12月26日 7:28

    コメントありがとうございます。
    http://twitthis.com/qmfj6i
    に報告されているのですね。
    メモしておきます。

    返信削除
  3. 表現規制をすると性犯罪が増える
    ってことは、規制されたものを利用していた層が犯罪を犯すって話になるのではないかな?
    本当にそれでいいの??

    返信削除
  4. >規制されたものを利用していた層が犯罪を犯すって話になるのではないかな?

    規制されたものを「いやし」に役立ててていた層が犯罪を犯すのかもしれません。
    その層は、そういう「いやし」が無ければ犯罪を犯すのかもしれません。

    しかし、私も、生活していけるお金があるので犯罪を犯していませんが。
    その「生活費」を利用していた私が、一切の生活費を奪われたら、犯罪を犯すようになるかもしれません。

    規制されたものを「いやし」に役立ててていた層が、その「いやし」を規制によって奪われたら犯罪を犯すようになるのなら、
    その「いやし」は(一見不道徳に見えるように見えるものであっても)必要なものであって、
    それを人から奪う事は人権侵害であると思います。

    事実はあるがままに受け入れるしかないのではないかと思います。

    返信削除
  5. >規制されたものを利用していた層が犯罪を犯すって話になるのではないかな?

    匿名さんのこの質問は、
    「規制されたものは、人間をダメにするものである。
    そういうものに触れているから犯罪を犯す。
    規制されたことをキッカケに、その犯罪傾向が発現するのだ。」
    という主張をするための、質問の形をした主張だったかもしれません。

    もし、そういう「質問」であったなら、
    それは大きく間違っています。

    先ず、世界の中で日本の青少年の犯罪が際立って少ない事実があります。
    日本は、いわば、(犯罪が少ないという)異常事態が起きている国です。
    先ず考える事は、世界の普通の青少年ならば、もっと犯罪を犯すのが普通です。

    青少年の犯罪が増えた場合、
    単に、世界標準に近づいた(普通の青少年になった)と考える方が妥当です。

    世界の普通の青少年の傾向が近づいときに、
    その原因を、普通と違うこと、例えば、「規制された何かを見て」犯罪を犯すようになったと考えるのには大きな無理があります。

    日本の方が世界に比べて、犯罪が少ないという、「変わり者」なのです。

    そのように日本が、変わっている原因は、
    普通と違うこと、例えば、「世界では規制されている何かを見て」
    現在の日本のように、犯罪が少ないという「変わり者」になった
    と考える方が論理的で、無理が無い論理であると言えると思います。

    返信削除
  6. この記事のグラフですが、これらはhttp://hakusyo1.moj.go.jp/jp/56/nfm/n_56_3_4_3_0_0.html の資料4-3から自作されたものでしょうか?

    記事の内容に関しては概ね賛成できるのですが、グラフの記事において「検挙人員数」が「犯人数」と表記されている部分が非常に気になりました。

    検挙人員数とはあくまで警察が実際に検挙できた容疑者の人数に過ぎないため、実際の犯罪件数や犯人数とは異なります。
    また検挙は逮捕と異なる法的行為のため、検挙された人間を犯人と定義することはできません。

    これらのことから、検挙人員数の表をグラフ化したものを、犯人数のグラフとするのは不適切であると考えます。

    たとえ正当性が有る内容を論じていても、こうした、ある意味恣意的とも取られかねない表記の変更をしてしまっていては、意味が薄れてしまうと私は思います。

    返信削除
    返信
    1. いただいたコメントがスパム登録されていましたので、スパム解除しました。
      犯人数と検挙数とは異なりますので、グラフのデータの表記を正確な表現に修正したいと思います。

      削除